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出典:スポーツナビ 鈴木武蔵が持つ独特の成長力に期待大 U−21日本代表で見せた進化の形跡

平山相太、久保竜彦などブレイクしそうでブレイクしきれなかった長身日本代表FWが多い中、今もハーフナー・マイクが微妙な立場となっている。ハーフナーの後にはスペインで結果を残して日本に帰ってきた指宿(新潟)や鈴木武蔵(新潟)も控えており、日本には実に興味をそそる長身FWが以前から存在してきた。

しかしオシム以降の代表監督は、「日本人の良さはスピード」と断定し、走ること、ショートパスを繋ぐことを主としたサッカーを目指し続けてきた。これはサッカー協会・原専務理事の好きなサッカーに起因しているのだろうと常々先入観を持って見てるが、やはりジーコが去った後のこの10年は日本は明らかに長身FWを殺してしまってきた。

日本代表のスピードやパスが世界に通じるかといえば、ある程度は通じるだろう。しかしサッカーとはピッチ上での心理ゲームでもある。場合に応じて上下左右に変化をかけて相手との心理戦に勝っていく必要がある。そんな中で日本は常に平面のサッカーを追い求め、立体感という点では戦略に乏しかった。欧州の中でサッカーのコーチング後進国である東欧出身のオシムはわかるとして、あの先進国であるイタリア人監督であるザッケローニでさえ、「日本人」という部分に注目しすぎて高さを捨てた。

これほどまでに「国籍」や「人種」を意識してチームを作る国は珍しい。日本人にも様々なタイプがあり、例えば、ハーフナーだけでなく、U-22の鈴木武蔵のように185cmクラスの高さを持ち、父親はジャマイカ人という身体能力を持つ人材もいる。つまに「日本人」というくくりはすでに通じない多様性を日本は持っている。

Jリーグが始まり、外国の全てを学ぼうとしたサッカー協会の姿は、鎖国を終了させて開国し、富国強兵を目指した明治政府と姿がかぶる。しかし明治政府は、国を強くさせるために、現状否定に近いものを持ち、国に背伸びをさせる事を常に考えていた。しかしサッカー協会はどうだろうか。現状の日本人を最大限尊重し、その日本人に合うサッカーをさせようとしている。

現状の日本人が世界レベルならいい。しかし、日本人選手はアジアではトップクラスになりつつあっても、世界レベルにはほとんど達していない。だから日本人に合うサッカーをさせれば、アジアの頂点にはたてても世界のなかでは通じない結果となる。

だから日本サッカーは多様性を持つべきである。もっと長身FWを活かしたサッカーも考えて、そのようなサッカーも育てていく必要がある。

このままでは、日本人に合うサッカーという意味を全く持たない理念によって長身FWがどんどん育たない国になっていく。

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